【3Dカラーとは?】+ハイライト。意味わからずオーダー。
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3Dカラーとハイライト
「3Dカラーとは? 意味も分からないまま、3Dカラーを電話でオーダーしてみた、私は20代女性です。(笑)」
「ところで、3Dカラーとはどんなカラーですか?」
はい。3Dカラーをざっくり説明すると以下です。
① 3Dカラーとは、立体感のでるヘアカラー
② 髪をすじ状にとり、ハイライトカラーで、明るい色と、暗い色を作る
③ 上記②のすじ状にハイライトになった髪と、その他全体に色を入れる
④ 3Dカラーの完成後は、すじ状にはハッキリ色がはいり、立体感を強調
【お客様のオーダーメニュー】
→3Dカラーとはどんな色?
【お客様の髪の悩みは】
→根元のプリンが気になる
色を全体的に落ち着かせたい。でも暗くない感じ!
【お客様の求めていること】
→根元のプリンが目立たないようにして!
今っぽい、おしゃれな色
◆性別→女性
◆年齢→25歳
◆髪質→軟毛
◆髪の色→明るめの茶髪
根元新生部1.5〜2cm
◆職業→主婦
◆普段のファッション→カジュアル
【3Dカラー】とハイライトをすると、どうなる?
お客様の3Dカラー+ハイライトの手順
① すじ状に強弱(コツです)をつけた、ハイライト(無色)でホイルワーク
② その後、紫シャンプーで黄ばみとり。ベース作り。
③ 全体にアッシュグレーの色をかぶせるて、3Dカラーの完成
スタッフのコメント(お客様の髪の現状)
→前回染めた色が退色しています。
今回は3Dカラーにできるよう、髪全体にハイライトを入れます。
スタッフのコメント(使ったカラーの色や工夫したこと)
3Dカラーにするために、ブリーチでホイルワーク
枚数は30枚ほど入れました。
表面は5mmカバーリングでホイルを入れずに被せます。
20分後ホイルを外して、黄ばみ落としの紫シャンプー。泡をつけて5分放置
ハイライト完成。このベースでオンカラーしていきます!
これで3Dカラーに近付きます。
今回オンカラーで使った薬剤は
根元を7レベルのアッシュグレー
中間〜毛先は9レベルのアッシュグレーにバイオレットを少し
3Dカラー完成! ハイライトがキレイ。意味がわかった!
3Dカラーの仕上がりはこれ。
「これで3Dカラーの意味がわかりました。」「ハイライトカラーと組み合わせると、こんなに立体感がでるんですね!」と、お客様の声。
今回は3Dカラーにするため、髪全体に30枚ほどハイライトを入れさせていただきました。
ブリーチの際、あまり色を抜きすぎると、オンカラーで青緑に寄ってしまうので注意しながら施術しました。
3Dカラー+ハイライトのメリット
・数ヶ月カラーをしなくても根元のプリンが目立ちにくい
・髪に明るい暗いのコントラストが出るので立体感がうまれる
・筋状のブリーチの部分に抜け感、透け感、透明感がうまれる
・さりげない今っぽさ
・髪全体の5~6%のブリーチなのでローダメージふわっと明るく見せれる
3Dカラーのデメリット
・ホイルワーク+オンカラーなので、時間がかかる (髪の長さによりますが、カット無しでお仕上げまで約2時間半です)
・大体はブリーチを使います。それからのオンカラーで2回染めるので通常のカラーよりは少しダメージはあります。
夜遅かったのでブローで仕上げましたがカールアイロンで巻いてあげると更に立体感が増します!
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この記事を書いた人
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